インテグラルヨーガの内容考察1

ヨガ本 書評

こんにちは。葉月(@x017S7QNBF2eVHS)です。

インテグラルヨーガは、シュリー・スワミ・サッチダーナンダ師の講話が元になっています。「ヨガ・スートラ」は、パタンジャリ・マハリシが編集した古典ヨガの経典です。この本の中で、スワミ・サッチダーナンダ師は、弟子に向けて「ヨガ・スートラ」の解説をしています。「インテグラルヨーガ」は、すなわち「ラージャヨガ」だという前提のもとに、話は進んでいきます。

インド哲学やインド経典の知識がある、ヨガ中級者ヨガ上級者向けのヨガ本です。ヨガ哲学、ヨガ思想など、古典ヨガについて学びたい方におすすめです。


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インテグラルヨーガの目次


まえがき
1.サマーディ・パダ(三昧部門)← いまここ
2.サーダナ・パダ(実修部門)
3.ヴィブーティ・パダ(成就部門)
4.カイヴァリャ・パダ(絶対部門)

著書「インテグラルヨーガ」では、ヨガとは「心の科学」であると述べています。また、ただ単にヨガというときは、ラージャヨガ(古典ヨガ)のことを指していると言っています。心とは何か?を探求し、心を制御することが古典ヨガの主題です。

スワミ・サッチダーナンダ師は、特定の宗教や哲学に限定せず、どんな人も否定せずに教えを説くことを信条としていたようです。

1.サマーディ・パダ(三昧部門)

ヨーガとは、心の作用を止めること(ヨガ・チッタ・ヴリッティ・ニローダ)

心の作用(チッタ・ヴリッティ)とは、自分の外側の世界に対しての、自分なりの解釈によって、引き起こされる心の動きを言います。同じことを経験しても、人それぞれの解釈によって嬉しく感じたり、悲しく感じたり、人によって違います。外側の世界には良いも悪いもなく、私達自身がそれぞれ自分なりの意味付けをしています。

ここでいう「心の作用を止める」とは、思考を停止するという意味ではなく、自分の意味付けを変えて、自分の思い通りに心をコントロールすることを意味します。

「このスートラは、ヨガの最終目標地点である、これ以下のスートラはこのスートラの説明にすぎない」「(心の作用の止滅)は、すべてのヨガの基礎である」とスワミ・サッチダーナンダ師は述べています。

本来の私=心の作用が止まった状態=安らかな状態。

私とは「見る者」であり、本来の状態にとどまっている

本当の私とは何か?という問いに、本当の私とは「見る者」であると書かれています。人間は、心や身体や思考を所有していますが、それらは本当の私ではないと言います。なぜなら、それは「見る者」ではないからです。

鏡に映すと自分の顔が見えるように、本当の私は、心という鏡に映し出されます。鏡が割れていたり、歪んでいると、正しい自分の顔が見えないのと同じく、心がざわめいていると、本当の自分が正しく見えないと言います。

私達は、日常生活の中でイライラしたり、笑ったり、泣いたりします。お腹が痛くなったり、体のどこかが痒くなったり、心臓がドキドキしたりします。でも、いつでもそれを淡々と、他人事のように眺めている自分がいますよね。それが本当の私です。

本当の私は、心や身体が常に揺れ動いている様子には、巻き込まれず、ただ、観察しています。

(心や身体と、本当の自分は違うのに)心や身体と同化しているようにみえる。

私達は普段、心や身体と自分を同一視しています。例えば、「私は女性です」と言う時は、女性の体と自分を同一視しています。ですが、本当の自分とは肉体を超越した存在です。いわば、霊ともエネルギーとも言い換えられる私達の実態は、不変です。

心は常に変化しています。肉体も老化して、最後は滅びます。思考もめまぐるしく変化します。変化するものは本当の自分ではありません。

 

※ ここでは、著書「インテグラルヨーガ」より、気になるいくつかのスートラに焦点を当てて考察しています。ここで書かれている内容は、素人が本から得た知識であり、私的な解釈でありますことをご了承願います。

 

@x017S7QNBF2eVHSでは、ヨーガスートラを1日1つ、つぶやいていますので、もしよかったら覗いてみてくださいね。

 

 

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